埼玉県環境科学国際センター機関リポジトリ(個別情報)
■ ID 1558
■ 種類 学会発表
■ タイトル 夏季と冬季の関東地方におけるPM2.5成分の高時間分解同時観測
■ 著者 長谷川就一    埼玉県環境科学国際センター
米持真一    埼玉県環境科学国際センター
熊谷貴美代    群馬県衛生環境研究所
山口直哉    群馬県衛生環境研究所
萩野浩之    (一財)日本自動車研究所
関口和彦    埼玉大学
飯島明宏    高崎経済大学
嶋寺光    (一財)電力中央研究所
速水洋    (一財)電力中央研究所
   
   
■ 出版元
■ 出版年 2012
■ 誌名・巻・号・年 日本エアロゾル学会第29回エアロゾル科学・技術研究討論会、平成24年8月30日
■ 抄録・要旨  大気質モデルの評価のためのデータセット取得およびPM2.5の変動要因の解析のため、夏季と冬季に関東地方の4地点でPM2.5成分の高時間分解同時観測を実施した。PM2.5の変動は、夏季と冬季いずれも、4地点で似ていたが、7月28〜29日に狛江でのみNO3やSO4の上昇が見られた。夏季は粒子状NO3は低く、ガス状NO3は日中上昇し夜間に減少した。総NO3に占めるガス状NO3の割合は、夜間では狛江で0.6以上だったのに対し前橋ではほぼ0であった。これは、気温や湿度の影響と考えられる。冬季の総NO3に占めるガス状NO3の割合は夏季よりもずっと低かった。一方、SO4は夏季と冬季いずれも、空間的にも時間的にも変動は同様であった。
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